TEI Index のご案内

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世界的話題の指標 TEI Index の将来に期待 Doppler Index とも呼ばれる鹿児島大　鄭　先生の考案右図は、Chest 2002; 121;1945 より引用 ET: 駆出時間 ICT; 等容収縮時間 IRT ; 等容拡張時間図の上部　僧帽弁流入血流図の下部　大動脈駆出血流		収縮機能と拡張機能を総合的に評価できる。左心不全では、等容収縮時間、等容拡張時間の延長、駆出時間の短縮により増大する。その他、ドップラー法による画期的な指標が診断に貢献している。

鄭氏が，自らの教室で開発した，
収縮能と拡張能を連合して評価する超音波ドプラ指標として，
「TEI index」（Total Ejetion Isovolume Index）を紹介。
TEI indexはルーチンの心エコー検査で容易に測定でき，
拡張型心筋症，心筋アミロイドーシスなど
種々の疾患の予後予測や健常と偽正常の鑑別が
可能となることを提示し，臨床の場での有効性を証明した。
１９９９年日本心臓病学会

左室の収縮能と拡張能を総合的に反映する
という特長がある。ドプラ上のパラメータとして、
ICT+ET+IRT は transmitral flow で僧帽弁が
開いていない時間（t）として得られ、ET は LV outflow
から測定できますので、Tei index＝(t－ET)／ET となります。
　文献上、実際の値は健常人では0.37±0.08で、
拡張型心筋症（DCM）の患者群では0.85±0.32と
高く（p＜0.001）、また長期予後（生存率）を
左室駆出率（EF）よりもよく反映することが示されています。
（2000年3月12日　認定臨床検査医　幸村　近（No.445））より

Tei C: New non-i nvasive index
for combined systolic and diastolic
ventricular function.
J Ca rdiol 1995;26:135-136

Dujardin KS, Tei C, et al:
Prognostic value of a Doppler
index combining systolic
and diastolic performance
in idiopathic-dilated cardiomyopathy.
Am J Cardiol 1998;82:1071-107

Prognostic value of the Tei index
combining systolic and diastolic
myocardial performance
in patients with acute myocardial
infarction treated by successful
primary angioplasty Hisataka Sasao1
Heart and Vessels V 19, N 2 Date:
March 2004 Pages: 68 - 74

画像例は下記をご参照願います。

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